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永福の日々是好日

米国から南仏コートダジュール、そして日本定住。日々思ったこと感じたことをありのままに。

Day2① Geneva→Chamonix 恐怖の直角ゴンドラライド

私達の住むマントンも含め、今年は欧州全体が記録的猛暑に見舞われている。そしてスイスも例外ではなく、ジュネーブは特に湿気も高めで暑かった。ジュネーブで泊まったホテルにはエアコンがついていて、昨夜は比較的よく眠れたので救われたが、ジュネーブ以降今回の旅行で泊まったホテルには見事にエアコンがなく、湿気で寝苦しい日がかなりあったので、今後この時期に旅行に行くことを考えている方にご参考までお伝えしておく。

本当はホテルからシャモニー行きのツアーを予約してもらおうと考えていたが、昨夜の時点で月島さんがフロントに行くとホテルから予約はしていないとのこと。空港でツアー予約出来ると言われたのだが、当日の空き状況も不明だしなるべく早くしようと部屋を出た。

そしてホテル前に停車中のシャトルが調度来ていたのですぐに乗り込む。しかし、待てど暮らせどショーファーが来ない。なんだったらもうバスで行く?と言いかけた頃にやっとショーファーが来た。

やっと出発じゃ!と思ったら…次に、一人の女性が駆け込んで来た。よっしゃ今度こそ出発!・・・というところで、その女性がショーファーに、一分だけ待って、夫が今来るから!とのこと。ほんとに一分だなッ!などと思いながらじりじり待つも、全く来る気配なし。

明らかに3分ほど経過しても来ない。永福の早くせんかい!というオーラと、さっき来たばかりのショーファーもいつの間にかすっかりイライラし始めているオーラと、2人のジリジリオーラを感じ取ってか、女性が携帯を片手にシャトルから降り、夫に電話をかけ始めた。しかし、相変わらず全くそれらしい人影はみえない。私も、まだかい!とキレそうになっていたところで、女性がもうちょっとだけだから!という言葉も虚しくショーファーが「はい~はいはい次のシャトルにして!」と言いつつドアを閉めた(笑)。そしてやっとのこと出発。月島さんと、イヤ~あの夫婦あの後絶対喧嘩になるね~うちならなるね(笑)と。

空港に着いたらすぐにツアーカウンターを探して月島さんとダッシュ!…しかし、カウンターはオープンしている時間のはずなのに誰もいないー。仕方がないので隣のカウンターにいた女性に、ツアーカウンターの担当者はどこに行ったかと尋ねると、今日はツアーカウンター担当の女性が遅刻しているらしくまだ来ていないとのこと…。また遅刻か!みんな揃いも揃って遅刻しすぎだろ。

そしてオープン時間から30分あまり遅刻してやっと担当者の年配女性が笑顔で到着。こちとら早くシャモニー出発しないと時間がなくなるんじゃい!すぐさまカウンターに走りやっと準備ができた彼女にツアー予約をしたい旨伝えると、当日でも全く問題ない、ここで予約できるとのこと。

ちなみにジュネーブ空港内1階(欧州的には0階)のツアーカウンターで取り扱っているのは、《Key Tours S.A.》。行き先も含めいくつかツアーの種類があり、私達は、シャモニー往復のバスと、現地でエギーユ・デュ・ミディへのゴンドラ、そして氷河を見れる列車が含まれる1 dayツアーにした。ランチをつけることも可能であったが、チープな月島永福夫妻は永福がマントンから持参したお手製おにぎりがあるので、ランチはパス!

8:30に出発→18:15ジュネーブ戻りで、2人で177スイスフラン。

ツアー予約と支払いをしようと担当者がシステムに入力しようとすると・・・なんとそこでシステムダウン。結局しばらく粘るもシステム復旧ならず、とりあえずツアーのバスの運転手が後少しでこのデスクに来て、参加者をジュネーブの町の中心にあるKey Tourオフィスに連れて行ってくれるので、そこでツアー予約をすれば大丈夫だと言う。

うーん・・・朝から既に3人目の遅刻の後に、今度はシステムダウンとな。今日はなんともことがスムーズにいかない日のようだ。

そこからバスでまず中心街のKey Tourオフィスへ移動。
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こちらがそのオフィス。
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ここで一緒になった一人旅の白人女性がいたのだが、異様なガツガツっぷりを発揮していた。

一眼レフカメラ片手にバックパックでたぶん一人で世界中を旅してる風なのだけど、誰よりも先に!!我先に!!という感じで、一番最初から待っている私たち以外にも、他の人が彼女の前にいたのに、隙を見せようものならすぐさま彼女が追い抜き割り込むという始末・・・ほんの4組くらいの少人数なんだしさ、せっかく雄大な自然を見に行くんだからもっとおおらかに構えていこうよー。

・・・と言いたいところだが・・・

月島永福だって空港のツアーデスクがオープンする前から誰よりも早く、そして他の人達もずっと彼女よりも前から待っていたわけで、このガツガツ姉ちゃんの我先にというマナーのなさに永福の闘志が燃えてしまった。この姉ちゃんには絶対先に行かせないぜー!!

ということで、バスが中心街に到着してすぐにオフィスの看板めがけてこの姉ちゃんと永福の競歩状態!
この姉ちゃんの方が背が高く足も長いという面で永福にはかなりハンデがあったものの、ほぼ同時にオフィスに到着!しかし、なんとここで姉ちゃんがダッシュしてカウンターへ。そこまでするかー!はあはあ。

息を切らしながらその姉ちゃんがオフィスに入って事情を話すと、なんとなんとこのオフィスでもツアー予約のシステムがダウンしているとのこと。本日2度目のシステムダウン。

オフィスから出て向かいの建物の中にあるカウンターでツアー申込をしてこいとのこと。

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ここでも姉ちゃんは向かいの建物までほぼダッシュ!なにー行かせるかー!!(月島さんは後ろからのんびり写真撮りながらついてきてたもよう)

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中ではカウンターが複数あり、やっと無事予約完了、バスチケットを手に入れた。
(ここでその姉ちゃんはどうやらシャモニー長期滞在予定で別のツアー参加らしいことが判明しバトル終了)

そしてバスを探していると、いかにも胡散臭そうなオレンジ色のパンツに白シャツのおじさんが近づいてきてチケットを見ると、シャモニー行きのバスはこれだから早く乗って!と促され、バスに乗り込むと、ほぼ満員・・・。

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まさかバスも遅らせることになる?と思いきや、2人席がひとつだけ空いてて、無事出発することが出来た。

私達のガイドはニコリともしない皮肉たっぷりなジョークを連発しながらよく喋るスウェーデン人のおじさんだったが、ほぼ全くなまりのない完璧なキングスイングリッシュ。そしてツアー後半にはいきなり私達にとても流暢な日本語で話しかけてきて、この人一体何ヶ国語話すのだろうと思ってしまった。

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バスはこんなところを走ってゆく。

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ここがゴンドラ乗り場への入り口。これでも真夏のスイスの晴れた週末にしてはとてもすいていたらしい。ガイドさんも普段の感覚で整理券が配られることを予定していたら、それも全く不要。待ち時間もほんの5分待つか待たないかですぐに乗れて非常にラッキーだったようだ。

ひとつめのゴンドラはまだ風景も綺麗で余裕があったが、高所恐怖症の永福は、なんとなく嫌な予感がし始めていた・・・。


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出発直前の天気予報では、スイスは一週間雨だったが、今日は今のところ雲もなく晴れてくれて良かった!そしてシャモニーに到着。まずはゴンドラを何度か乗り継ぎどんどん上にあがってゆく。

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ゴンドラ内はかなりぎゅうぎゅうに詰め込まれる。ゴンドラが出発した後、車内で一緒になったインド人家族のお父さんが「このゴンドラのキャパシティーは50人と書いてあるが・・・1、2、3、4...(数えてる)ざっと数えた感じでは70人はいると思うが、お前達の予想は?」とか真横で話しはじめ、それを聞いていた月島さんも、自分も軽く50人は越えてると思う、と。恐怖でひきつる永福。

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そしてふたつめのゴンドラへ乗り換える。

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ここで乗り換える際に次のゴンドラの登っていくケーブルの角度が尋常じゃない?!これは完全にやばい!

・・・予感的中、というかもう想像を絶する角度であった・・・。すし詰め状態で乗っている他の乗客たちも、Wow!OMG!だとか45度だよ!とかいうざわめきが。この時点では永福はもう手すり横に陣取りステンレスの手すりを握りしめて目を固くつぶっていたため、見ないようにしていた。

しかし、この恐怖のゴンドラライドを絶対に写真に記録しておきみんなにも共有したい!と思い、勇気を振り絞り目を開けて一枚だけ撮ったのがこちら。

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分かりにくいかとは思うが、ゴンドラは途中から斜めに進むのをやめ、上からつりさげられる感じでものすごくゆっくりと岩肌すれすれの断崖絶壁を進んでゆくのだが、その最中の写真。岩肌とゴンドラがほぼ直角なのが分かるだろうか?

高所恐怖症の方は、このゴンドラは要注意!!

ちなみに、この行きのゴンドラに乗っている最中に何度もすれ違った帰りの下りのゴンドラ、スピードが明らかにヤバく、みんなざわめいていた。そして、実際に帰りのライドは本気で行きのライドとはまた違ったレベルでかなりヤバかったです。

というのも、行きのゴンドラから見たまんまの超高速スピードでかなりの角度をびゅんびゅん降下するので、ケーブル連結箇所に来ると、なんと跳ね上がって、ゴンドラ車内でジェットコースターのように身体が一瞬浮き上がり、ジェットコースタに乗った時にお腹に来るあのいや~~な感じまで来る!!

その度にみな、大声をあげてOMG!とか、Yeah----!! Whoooa!とか。ちなみに私はほんとうに生きた心地がしませんでした・・・。まさかスイスのゴンドラでこんな恐怖が待っているとは。私は、二度と!!シャモニーのゴンドラには乗りません!!!

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やっとの思いでゴンドラを乗り継いで外に出る。
すると絶景が。

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気温も、下にいたときにはまだ半そでで良かったのに、ゴンドラから降りた途端に一気に下がる。私はダウンを持って行っていたのでそれを着て調度良かった。この橋の下は足がすくむほどの高さで、へっぴり腰の私はこれ以上手すりに近づいて写真を撮ることが出来なかった。これがmy限界。

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ここからさらに先に進み、エギーユ・デュ・ミディに向かう。

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この後、またもや月島永福をまちうけるハプニング。何かにつけ一筋縄ではいかない私達なのであった。

つづく

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