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永福の日々是好日

米国から南仏コートダジュール、そして日本定住。日々思ったこと感じたことをありのままに。

Day2② シャモニーであわや大惨事エレベーター故障

さて、前半の恐怖のゴンドラライドを無事乗り継ぎ山の頂上付近に到着した月島永福は、エギーユ・デュ・ミディを目指して通路を進むと、展望台に続くエレベーターが見えてきた。

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結構な人の量。待ち時間は約30とのことで、先ほどのあまりにも恐ろしいゴンドラライドで警戒心がかなり強まってしまった永福は、このエレベーターもその上の展望台も足場が狭いだとか、何かあるのではないかと身構えてしまい、とりあえず並びながら考えることにした。

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待っている間に日本→フランスと持ってきたSOYJOYを食べて気を静めようと取り出すと、こんなにパンパンに。ゴンドラライドでここまでたどり着くとかなりの標高であるから、当然か。高山病の症状が出て気分が悪くなったり、症状が出ずに突然ばったり気を失ったりする人もいるという注意書きが、そういえばどこかに書いてあった気がする。

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そうこうするうちにエレベーター前に来て、やはりあの恐怖のゴンドラも乗り継ぎここまで来たからには(もう二度と乗るつもりはないし)上まで行ってみるもの見なければと思い、ここからさらに70m先の展望台まで行くことに決めた。

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彼女はこのエレベーター箇所のスタッフ。そしてついにエレベーターに乗る。断崖を削って作ったスペースに取り付けられたとても小さなエレベーターで、大人が6人詰め込まれるがぎゅうぎゅう。バックパックなどもすべて手で持たないと乗りきれないスペースだ。この状態で70m上まで数分間エレベーターで。

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そして着いた先の景色は・・・やっぱりここまで来たかいがあった・・・

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雨になるという予報もなんのその、この快晴の目映い光に照らされた神々しい山々を見ることが出来るとは。

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若干霞があるように見えるが、遠くの方までも見渡すことが出来た。

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下の方を見ると、ベースキャンプらしき建物が。目の前の雪の斜面にも、黒いゴマ粒のように、今登山している人たちの列や、途中でキャンプしている人たちのテントが見える。

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さ~素晴らしい絶景も満喫したし少し雲も出てきたみたいだし、そろそろ帰りますか!

・・・とエレベーターの方を改めてよく見ると・・・人だかりが。
ん?混んでるのか?列が進んでいないような・・・

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列の前の方に行って、話を聞きに行くと、なんと階下へとつながる二台あるエレベーターが二台とも故障してストップしているとのこと。

この時点ではまだ、まあ15分くらいすれば復旧するだろう、とあまり深く考えていなかった。まだ周囲の人たちも写真を撮ったり、私もセルフィーを撮るのに勤しんだりとみなめいめいに過ごしていた。

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しかし、30分あまりを過ぎてもまだ復旧する目処が立たないことを、無線を持ったスタッフを通じて知ると、皆疲れて座り始める。改めて見まわすと、結構年配の方や子どもも沢山いて、ランチを食べ始める人達も出てきた。本当は下山してからカフェテリアでランチでもと思っていたが、どうやら暫くいることになりそうなので、私達も永福作のおにぎりを食べることにした。

まぁこの景色だし、美味しいおにぎりでも食べて元気を出すか!

・・・しかしこのおにぎりが、フランス産のお米で炊いた直後のアツアツの時は良い感じに美味しかったのに、冷めたら激まず。。。米粒がボロボロハラハラぼそぼそとしておりひどい。でも背に腹は代えられぬと、2人とも微妙な表情をしながらもそもそといただきましたが。

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この間にも展望台には二名のスタッフがいたが、そのスタッフも皆へのきちんとした説明もないので個別に進捗状況を聞きに行くような状況。そして、イタリア人男性が、スタッフの一人にキレ始めたのが聞こえた。その男性が私の前にいたスペイン人家族のところにきたので、状況を聞くと、なんとこの展望台にはエレベーター以外に階下へ繋がる緊急経路が用意されていないらしい。それで、その男性は「火事でもあった場合に一体どうするつもりなんだ」と怒っていたのだった。

それを聞いていたスペイン人家族も私も、もっともだとうなづく。スペイン人家族のお父ちゃんも、緊急経路の階段を確保してからエレベーターが常識だろう!考えられない国だ!と。日本でもありえない!と私も加勢。

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この時点で気が付けばもうこの展望台に閉じ込め状態になってから1時間半ちかくの時間が経過していた。山の天気は変わりやすく、先ほどの太陽は雲に覆われ、みるみる鼠色の低い雲が迫ってきた。そして太陽が隠れたと同時に、気温も一気に低下し、なんと雨と雹が降り始めた。これ以上長くなってくると結構大変なことになるかもしれない・・・そんな思いが頭をよぎり始めた。

この展望台には小さな屋根のある展望デッキ部分以外は、雨や雪などから身を守れるような建物もトイレも何もなく、緊急のヘリコプターが不時着出来るようなスペースもない。もしこのエレベーターが動き出さない限り、階下へ降りる手段は何もない。つくづく怒りがわいてきた。

それからさらに30分後、やっと階下からエレベーターが一台上がってきて、扉が開いた。
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そして、スタッフが、子ども、妊婦、病人は先に!という。そして、やっと乗り込み動き出したか・・・と思った。しかし、次にエレベーターが戻ってきた時に、エレベーターの停車位置がフロアとかなりずれており、かなり恐ろしい状況。大人だとかがみこまないと乗りこめないような状態だ。あれも怖いねとスペイン人家族と話していたとたん、また故障。

そしてそこからさらに15分ほど後、もう一台のエレベーターが上がってきた。こちらは普通にきちんと停車していて、今度こそ大丈夫そうだ。

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そんなこんなで、約2時間半後にやっと私達の番が来て、エレベーターに乗り階下へと戻れたのだった。

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私達がゴンドラ乗り場に着く頃には、展望台は雪交じりの雨が降り、山の方も一旦閉鎖になっていた。

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とにかく、これ以上天候が悪化する前にエレベーターが復旧し、病人なども出なくて良かったものの、必ず緊急経路は確保するようにしてもらいたいものだ、と強く思った事件だった。

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そしてこちらが前回の記事で少し書いた、45度つりさげ状態になって超高速で急降下していくジェットコースターゴンドラ。

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最後の最後まで冷や冷やする、大変思い出深い初シャモニーデビューだった。

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恐怖のゴンドラライドエレベーター事件から無事生還し、まだ少し集合時間の1700まで時間があったので、Key Tourに含まれる列車に乗り氷河を見に行くことにした。

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列車に乗っている時間は案外長めで、雪が積もっていたりすればまた景色も違うのだろうけどそれもなく、日本の箱根の鉄道を彷彿とさせる感じで、私達は疲れていたこともあり爆睡。

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着いた先にあった氷河と山も、私達はこれならカナダの方が良かったかもしれないと思ってしまった。正直、夏場に行く場合もし時間的にタイトな旅行とかだったら、この列車往復は結構時間もくうし、あくまで個人的な意見ですがわたしたち的にはまあスキップしちゃって行かなくても良いのかな~なんて。

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ということで、早々に引き返し再び列車にゆられ集合地へ。

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集合地からバスに乗り込みジュネーブに向けて出発した途端、雲行きがあやしくなり、あっという間にどしゃぶりの雨が降り始めた。わたしたちがいた間だけ、すっかり晴れてくれたなんてラッキーなの♪

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帰り道も1815着のツアーは普段渋滞に巻き込まれるので到着時間は遅れると言われていたのだが、この雨のおかげなのかなんなのか、高速もスカスカですんなりとジュネーブまで到着出来た。帰りは行きと同様空港まで、とパンフレットに書かれているにも関わらず、空港ではなくKey Tourオフィスのある駅前で下されて一同びっくり。仕方がないので駅からバスに乗りかえて、やっとホテルに到着。

そして、eventfulな月島永福の旅はDay3へとつづく・・・

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