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永福の日々是好日

米国から南仏コートダジュール、そして日本定住。日々思ったこと感じたことをありのままに。

フランスの最も美しい村をたどるプチ旅行8 Saint-Vallier-de-Thiey 悪趣味なセンスで台無しになっている鍾乳洞

さながら日本のリアクション芸人を彷彿とさせる動きの陽気なオーナー奥さんにさよならを告げてB&Bを後にした私達が次に向かったのは、Grotte de Baume Obscure鍾乳洞(2600 Chemin St Anne, 06460 Saint-Vallier-de-Thiey, France)。

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途中からはもうずっとオフロードで、紅葉が少し始まっている森の中の道を選んだのだが、この森が朝の静寂となんとも澄んだ清らかな空気があり、窓を開けて冷たい空気をゆっくりと楽しみながら進んだ。

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なんでもないところだけど、あまりに神聖なような癒しのエネルギーがあり、思わず車を停め少し歩きまわった。

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どんぐりの葉につく朝露も美しい。

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こんなところに本当に観光スポットの鍾乳洞があるのか?!と思い始めたところで、急に視界がひらけて看板を発見。パーキングらしきものもなく、みなただ適当に広場に車を停めているので、

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うちも適当にこの木々の横に停めることにした。

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近づいて行くと、こんな森の奥にありながら、案外大きそうだ。

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どうも家族ビジネスらしく、お母さんと子どもが敷地内の小屋のようなところで、home schoolingらしく勉強をしているときに私達が到着したようだ。

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受付もしっかりあるのだが、先ほど子どもに勉強を教えていた女性が来て、受付をしてくれた。そして、チケット購入後に簡単な説明が英語であったのだが、その時に、「洞窟の中にはたくさんの魔女や魔物がいるけれど、危害は与えないから大丈夫よ。心配しないでね。」

・・・ (゚Д゚)ハァ? 

まあめんどくさいし深いことは聞かんでおこう。

てことで、受付からさらに奥へ進み、また少し散歩道のようなところを歩いて行くと、洞窟の入口があるので、まずそこまで行って入口でまた15分毎に流れる説明ナレーションを聞いて入れと言われる。

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てくてく行くと、早速わけのわからないオブジェが。結構それなりにお金をかけている風だが、方向性が理解不能。

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赤く色づき始めた葉。

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ここの森の清らかな空気はほんとうに気持ちが良く、途中の山道も歩くだけで癒される感じ。

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そして鍾乳洞入口に到着。

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到着後ほどなくして、この入口のところで英語のアナウンスが流れ始め、中へと続く入口のドアのロックがはずれるジ―――ッ!という音がしたので、ついに入場。ちなみに私達以外にお客は全くいないようだ。

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中に一歩入ると・・・後ろで重い鉄扉がドーンと閉まる音がして、同時に結構な圧迫感・・・狭い。写真ではどこまで伝わるか分からないが、事前の説明アナウンスで閉所恐怖症の人はやめておけという内容があったのがうなづける。

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実は永福は何を隠そう高所恐怖症と閉所恐怖症なのだった。だから、日本でもあまりにすし詰め状態で身動きとれないような満員電車とか窒息しそうな気持になり、大の苦手。すみませーん!といっても出れないようなパック状態だと、ものすごい恐怖感がありときどきパニックアタックをおこしそうになるので、可能な限り乗らないようにしている。

ので、ここもちょっと軽く (・"・;) ウッとなったが、とりあえず大丈夫と言い聞かせつつ中に進んだ。

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けど、途中途中の階段は普通の体系の人たちでも結構一杯一杯のスレスレで通れるくらいの狭さもあったりで、なんかもういかにも、中掘ってかろうじて通れるスペース削りました!!みたいなそんな感じ。

個人的に閉所恐怖症パニックはギリ!という感じだったので、もっと筋金入りの閉所恐怖症の方にはおススメ出来ないことを書いておく。

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そんな道を進んでいくと、ところどころ見どころスポットがあり、そういうところはある程度の広さがある場所に出る。

ただ、もうひとつ書いておきたいのが、この鍾乳洞、カメラで入口からずっとお客の様子と進行状態を見ながら、洞窟内の説明アナウンスを流したりコントロールしているようなのだが、その時コントロールしているのはアナウンスだけではなく、ライトと途中途中にあるドアのロックもコントロールしている。

ので、ゆっくりとアナウンス終了後も眺めていたりすると、早くしろという趣旨のアナウンスが流れ(事前に録音されたもの)、さらにそれでも粘ると、ライトを消されるのだ!

なんで、閉所恐怖症気味かつライトが後ろからどんどん消されて、それこそ鼻をつままれても全く分からないほどの漆黒の闇が追ってくるという恐怖は、なかなかっていうかかなりスリルが・・・。

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でもって、この鍾乳洞結構長くて、どんどんライト消されてそこそこのペースで歩いてても、ばっちり1時間かかったくらい。

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ちなみに事前の受付時の説明で言っていた魔女や魔物という話、鍾乳洞入ってすぐに何を言っていたのか分かった。

ところどころにある見どころスポットでライトアップされているすべての箇所に、すごい安ッちー魔女やこうもりのぬいぐるみだとか、蜘蛛と綿で作った蜘蛛の巣やら、ガーデニングショップで見かけるような変なガーゴイルやらが置いてあったのだ。

ひどいセンスで、脱力。

写真はなるべくそれらを死角においやり撮ってみたのだけど、今となればいっそのこと思い切り撮っておけばよかったかも。

ま、そんなわけで、この鍾乳洞探検も面白い思い出になった。

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