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永福の日々是好日

米国から南仏コートダジュール、そして日本定住。日々思ったこと感じたことをありのままに。

Mai 1er-2: 犬猫がのんびり暮らす素敵な庭のB&B

Mai 1er 2016

エクソン・プロヴァンス駅からレンタカーを借りて走ること約30分ほどで、今夜ステイするB&Bに到着。

Clos du Malvallat 3405 route de Berre, 13090♡

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フランスではよくあることだが、ここも住所をそのままナビに入れても出てこないのでGoogle先生を頼りに検索していたものの、家に入るゲートが分かりにく、2度通り越して戻ってやっと見つけ、ゲートから入っていった。サインもないしほんとにここ?まさか関係ない家に入ってたりして・・・と怪しみながらも、Google先生を信じて車を停めた。

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さて外に出ようとドアを開けると、突然大きなグレーの大型犬(ワイマラナー)がかたいしっぽをバンバン車に当てながらお出迎えしてくれた。わたしは犬大好き(猫も好き)人間なので嬉しい限りだったが、犬嫌いな人は恐怖だろう。

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3人で車からおり、ワイマラナーの歓迎を受けていると、やっと家の方からオーナーらしき初老の男性が出てきて、予約した人?と聞かれ、ここが予約していたB&Bという確認が無事取れてほっとしたのだった。

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オーナーは最初はあまり愛想がなくて少し偏屈で怖そうに見えたけど、話し始めると笑顔が出始め良さそうな人だった。最初からなれなれしい人よりも、こういう人の方が案外良い人だったりするものだ。

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これがお出迎えしてくれた子。名前はフィリッポン、naughty girlという意味らしい。

とりあえずチェックインを済ませるため母屋に入ると、ここのお宅もインテリアがフレンチカントリー風でとにかくかわいく永福好みで思わずテンションがあがった。うひゃ♡
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このドアから入るのだけど、

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このドア前にあるこんなアンティーク風の装飾や

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ベルなんかもいちいち可愛いかった。

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これがエントランス。

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ドアの横にはここら辺名産のジャムやらジュースが置いてある。


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月島永福は離れの部屋をあてがわれたので、カギをもらって外へ出た。裏は牧草が青々と茂り風にたなびき、遠くで白い馬が何頭かのんびりと草を食べていた。

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そしてこれが部屋への入り口。

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お部屋は思ったよりもスペーシャスで、永福の大好きな天蓋付きベッドだった♪ちゃんとACもあるのが嬉しい。私達の住むエリアは避暑地なのでエアコンがない。フランス全土においても、フランス人はあまりエアコンを好まないようで、フランス人が「アメリカ人はエアコンがないからといってB&Bよりも大手チェーンのホテルにステイすることを好む。なんであんなにエアコンをつけたがるのか分からない。フランス人は暑いときは暑い、寒い時は寒い、それが当たり前だ。」と言っているのを聞いたことがある。それがフランス人の考え方なのか。

確かに、日米で長く暮らし合理的で常に物にあふれた生活に慣れきった後に、このフランスの小さな町に来て暮らし始めてからというもの、幾つかフランス人の生活習慣の違いに気づくことがある。

たとえばレストランで飲み物を頼んだ時に入っている氷だ。

日本でもアメリカでは、季節に関係なくレストランやカフェで冷たい水を頼めば必ずと言ってよいほど氷が入っているが、フランスではこれがほとんどない。パリは違うのかもしれないけれど、少なくとも南の方一帯はかなりの確率で入っていない。モナコのマクドナルドに至ってはファーストフードでありながらソーダを頼むと氷がひとつも入っていない(この氷なしの件については、以前初めてモナコマクドナルドデビューした時の衝撃とともに月島氏がここで書いている)。それと同じように、ホテルやB&Bにもエアコンもないことが多い。

フランスでは物も手に入りにくい。スーパーでいつもおいてあったものもある日突然なくなり数週間手に入らなくなったりもする。シェルフにあるものが欠品のまま数日過ぎるということもよくあることだし、コンスタントに物があるというのは日米では当たり前だったが、ここで住み初めてそれが当たり前ではないことを知った。

もっと驚くのは、フランスのスーパーでは野菜や果物が腐るまでシェルフに置いてあり、日本だったら到底売り物にならないような痛んだ野菜果物もみな平気で買っていくこと。逆に言うと、シェルフには常に新しく瑞々しい野菜果物しか並んでいない日米のスーパーは、ほんの少しでも鮮度が落ちると値引きし、少し痛んだものは顧客も買わないのでそれらはすべて捨てているということになる。

フランスではアパート自体も古いまま何世紀も変わらない建物を使っていたり、水まわりも古いままだったり。ネットなどのインフラも整っておらず、ホテルや出先で携帯の電波やネットが入らないこともよくある。先進国でありながら、合理性や効率化を求めていないのが、面白い心理だなと思う。

アメリカは日本以上に物質主義だ。この前facebookで友人がいいね!をしている動画をみてなんとも違和感を感じてしまったことがあった。アメリカでよく田舎の富裕層がモーターハウスの上を行くステータスとして、日本で観光バスとして使うあのサイズのバスを個人で買ってそれで長期旅行だとかに出るというのがある。今回いいね!で見たのは、メルセデスの個人用巨大バス。バスのサイドにある荷物入れ部分が改造されて車が一台収納できるようになっており、バスの後ろ部分にももう一台、合計二台の車を収納できるようになっている。二台乗用車を乗せながらバスで旅行すると・・・。

ガソリン的にもカーボンプリント、燃費やエコがこれだけ騒がれている時代に、真っ向から何も考えていないその対照的な発想に、思わず笑ってしまった。それを見た時、フランス人の便利さだけを求めるのではない独特の哲学もほんの少し分かったような気がした。

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部屋からこのドアから直接バックヤードに出れるのもまた気持ちが良かった。

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左のドアが入口で、奥がバストイレ。

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トイレはまあ可もなく不可もなくという感じだけれども、欧州のバスルームは結構な確率でなぜかガラス張りだったりドアや壁がなかったり(意味不明)だったりするので、プライバシーが確保されているだけでも私的には花丸だった。これまでの旅行の教訓を活かし、今回はバスルームの様子を事前にネットで念入りに調べておいた甲斐が合ったというものだ。

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バストイレもせまいけど清潔感あって合格。

次は、オーナーの住んでいる母屋にある永福妹の部屋へ行ってみた。
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こちらの部屋もとてもスペーシャスで良いのだけど、唯一のマイナスは、この部屋は母屋内にあるということで、鍵がかからなかったこと。まあオーナー夫婦も普通に良さそうな方々だったしきっと問題もないのだろうけれど、他のゲストもこの母屋には出入りするわけなので、ゲストとしては改善してくれた方が安心出来るなと後からふと思った。

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この部屋も欧州によくあるタイプ、ガラス張りのシャワーが。必要性が不明。しかもかなりの頻度でこのタイプ。私は夫婦だろうがなんだろうがお風呂はプライバシーが欲しいのだけど、ヨーロッパ人は違うということなのか。ときどきトイレまでガラス張りのところまであって、何のために???謎すぎる欧州人。

私としては、そんなもの見せたくもないが、見せられたくもないっす(。-_-。)

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永福妹のお部屋もチェックし、まだ時間が早かったのでディナーも済ませがてら、エクソン・プロヴァンスの町に行ってみることにした。

パート3へつづく

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