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永福の日々是好日

米国から南仏コートダジュール、そして日本定住。日々思ったこと感じたことをありのままに。

Mai 3e-2 L'abbaye de Saint-Roman 修道士のトログロディティック(岩窟住居)跡

Pont du Gardに行く前にもう一か所立ち寄ったのがここ、Abbaye de Saint-Romanという、洞窟の中に残る修道院?というか修道士が住んでいた跡だった。

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これは駐車場付近にあった掘立小屋。

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ここで良いんですよね?と聞きたくなるほど表札も白線もなにもない駐車スペースで、みんな適当に思い思いの向きで場所で車を停めているようなので、我々も少しでも直射日光を避けるため木陰に車を停めて出発。

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フランスではどこでもトレッキングルートには必ずこの赤白マークがあり、時には石に、時には木に、こんな風にペンキでマークされている。

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住居跡までは舗装されたゆるやかな坂道を上って行く。ここの道は途中まで全く日を遮るような木や屋根がないので日差し対策は必須!

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こんな林の中を歩いて行く。

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こんな感じで、かなり直射日光直撃。私は事前に持ってきていた超つば広帽子で難を逃れたけど、月島氏と永福妹は一気に日焼けしてその後脱皮。

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20分ほど?歩いて、ついにトログロディティック入口に到着。ランチ時間はもう過ぎているはずだが、ゲートにはロックがかかっており、中には入れないで待っている人達の列がある。

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15分ほど待っていると、やっと関係者らしいお兄ちゃんがぼこぼこの小さな車を細いハイキングロードの砂利を蹴散らしながらやってきて、崖っぷちのスペースに車を停めてゲートを開けてくれ、やっと中に入れた。(そしてこの時もまた列を作るなどという概念のないフランス人、一気に隙間に殺到・笑)。

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ちょっと歩くとすぐに居住跡が見えてくる。

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この階段が歩くたびにらせん階段全体がゆらゆらと揺れ、いつか近いうちに根こそぎ倒れるんじゃね?という危なっかしさ。なんてったってもう永福は、シャモニーでついこの前空中停止した超高速激危険運転ゴンドラと、故障で立ち往生したエレベーター事件を経験してから、フランスの危機管理体制に関しての信用はゼロですから。

みなさんにも、フランスで旅行する時には、何よりも自分の直感を大事にしてくださいとこの場を借りて言いたいです。日本で持っている様な概ねちゃんと管理されているだろうというような信用はフランスでは通用しないので。なんか危ないと思ったら、たぶんその直感は正しくて、実際危ないです(-"-)

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修道士の暮らしていたトログロディティックがあった。洞窟内なのでひんやりとしていた。

ここは元々有史時代前から、土地に住むハンターなどが洞窟に住み、石炭岩を使用していた痕跡が見つかっているらしい。15世紀終わり頃に、初期キリスト教の隠修士らが定住し始め、次第に洞窟内に元々あったスペースを広げ今も残るチャペルを作ったということだ。

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中は幾つもの小部屋に分かれている。

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祭壇や教会として使っていたスペースも。

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フランスのハイキングロードもそうなのだが、こういった遺跡関係も、日米のようにごてごてと手を加えたりあまりしておらず、ほとんどその当時のあるがまま、表札も最小限で残してあるのが良い。

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なんとなく、当時暮らしていた空気感や雰囲気がそのまま残っているような気がするから。

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中は思ったよりも奥まであって広かった。

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奥の方にある階段からからこの住居の上に上がってみた。遠くまでずっと見渡せる。

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先ほどまでいた住居部分が下に見える。

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向かいの山頂にも遺跡があるらしいが、わたしたちはあいにく見に行くことが出来なかった。

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住居の上には至る所にくぼみがたくさん作られていたのだが、これは貯水か何かを目的にしたものだったのだろうか。

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強風にあおられた松の木がすごい角度に曲がっていた。

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帰り道にトログロディティックの裏側を通ったが、巨大な岩壁だ。ここもなかなか面白いサイトだった。

さてさて、次回はいよいよPont du Gardへ!

つづく

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