FC2ブログ

永福の日々是好日

米国から南仏コートダジュール、そして日本定住。日々思ったこと感じたことをありのままに。

知人宅にてひな祭りランチ

無事やっとフランスに戻ったということで、近所の知人がひな祭りのお雛様のお片づけ手伝いを兼ねてのランチにご招待してくれたので行ってきた。彼女は仏在住歴30年以上で、ご主人は学校の先生をしている。日本でフランス語の先生をしていた時に出会ってご結婚されたという慣れ染め。

実はこのMenton、本当に小さな小さな田舎町であるにも関わらず、日本人妻を持つ男性割合が町人口に対して異様に高い。それも、Mentonで出会ったのではなく、みな日本やその他世界の色々なところでそれぞれに出会っていて、地球上でこれほど距離が離れた片田舎の小さなフランスの町の若者と日本人女性がここまで繋がって家族になっているとは、なんとも不思議なご縁のある場所だ。

アパルトマンのエレベーターに乗った時に、日本にいた時の習慣でエレベーターの閉ボタンと間違えて、開ボタンの横にある警報ベルのボタンを押してしまった。ここら辺のエレベーターには閉ボタンがないのが普通ということを、すっかり忘れていた。あ~南仏ののんびり生活に戻ってきたわ~ということを実感する瞬間だ。日米のペースが身に沁みついた私と月島さんは、エレベーターで自然にドアが閉まるのをただただ待つのはなんとも手持無沙汰でいつもじりじりしてしまい未だに全然慣れない(笑)。

お宅に到着すると、今は学校がお休みでおうちにいたご主人がいつもの優しい笑顔と流暢な日本語で出迎えてくれた。
resizedP1290920.jpg
これが遠い島国日本から遥か海を渡ってこのMentonの地まで旅した60年ほど前のお雛様。私自身十代から海外に出てしまっていたので、自分のお雛様を見たのはもう何年前になるだろうか。私のお雛様は、母方の祖父の事業が全盛期だった頃に買ってもらったもので、お人形のお顔がふっくらなんとも上品で、子ども心にもいつも惚れ惚れしていた。あれほど愛らしい顔立ちのお雛様を見たことは今もまだない!と(勝手に)思っているが、きっとどの女の子も大なり小なり自分のお雛様には特別な思いがあるものなんだろう。

resizedP1290922.jpg
こちらのお雛様も60年前のものということで、かなりアンティークな雰囲気が漂うもので素敵だった。

resizedP1290925.jpg
片づけをしている間に暖炉の上にふと見なれないものがあることに気がついた。

resizedP1290924.jpg
聞くと、これは先週のイースターに教会へ行った時貰ったものだそうで、日本の神社のお札のようなもので、菩提樹や月桂樹、オリーブの葉など神父さんがお祈りをしたものをいただき、家に一年飾っておき、また来年イースター時に新しい物と交換するそうだ。そして、横にあるのは南仏のこの辺りで一般的なヤシの葉で編んだ十字架で、これもイースターに教会で配られるらしい。

この十字架は以前どこかで似たものを見た記憶があったのだが、それが果たしてハワイだったのか、アメリカだったのか忘れてしまった。

resizedP1290929.jpg
お雛様の片づけをした後はキッチンに移動してランチタイム。

resizedP1290932.jpg
いろいろ食事制限があってめんどくさい私のために、ボリビアのキヌアピラフ?とカナード(鴨)のステーキを作ってくれた。

resizedP1290930.jpg
実は永福は普段鴨が独特の香りであまり好きではないのだけど、このカナードは柔らかくてすごく美味しかった!味付けは塩だけなのに、臭くない。このカナードはmagret de canard(duck breast)、つまり鴨の胸肉で、フォアグラを作った後の鴨の肉らしい。フランスでも鳥インフルエンザが流行り、フォアグラ業界にもかなり影響があったようだが、鳥インフルに感染した鳥であっても火を通した食肉として食べても人には何の問題もないということで、フランスでは殺処分された鳥肉も市場で普通に売られているそうだ。

久しぶりの再会で色々とおしゃべりを楽しんだ後は、サロンに移動して気がつけば1430を過ぎて早くも4時間経っていて、今日は月島さんに頼まれたおつかいが幾つかあったので、そろそろおいとますることにした。あ~鴨美味しかった♪

鴨といえば西フランスのエリアを旅行した時の旅行記が全然書けていない・・・どんどん書かなくてはいけない記事が溜まり、記憶だけが遠のくので、これも時間を見つけ早く書かないと。

知人にau revoirをした後は、郵便局で不在通知が来ていた郵便物を受け取り、その後家に立ち寄ると電気会社から返金チェックが届いていたのでそのまま銀行に行って、口座に振り込んでもらう手続きをした。

私達が渡仏時に口座開設からお世話になっていたマダム・クニ―は、去年の6月に一人息子さんを事故で亡くしてから、ストレスで心身のバランスを崩してしまい、長期のお休みをもらっていると前回聞いていたので、その後マダム・クニ―は復職したのか聞いてみると、変わらず一人息子を亡くした悲しみから立ち直れておらず、未だ復職の目処は立っていないということで、辛い気持ちになった。なんとか元気になって欲しいものだ。

その後は駅に行って、南仏エリアでSNCFや美術館等が大幅ディスカウントになるZOUの申込み手続きを済ませて、自宅近くのお店をちょっとふらふらとして帰宅。そろそろ夕飯の支度をしようかな~と思っているところに床屋さんに寄って来た月島さんが帰宅して、ご飯タイム。

7月初旬に最後のラベンダー畑を見に行く小旅行のためのホテル予約を済ませて、月島さんはいそいそと自分でシメイブルーを用意して、8時過ぎから楽しみにしていたモナコvsドイツ戦のサッカー観戦をして、私は相変わらずのjetlagで早めにベッドへ向かい、今日もあっという間に終わったのだった。
関連記事

0 Comments

Leave a comment