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南フランスでのわたしの生活

南仏コートダジュールのイタリアにほど近い小さな町での生活や思ったこと感じたことをありのままに。

慈恵医大にて寄生虫を利用した免疫疾患治療の治験開始

慈恵医大で、ついに寄生虫を利用した免疫治療の治験が開始するようですね。

寄生虫の卵のんで、皮膚や腸を治療 慈恵医大が臨床試験(こちらが朝日新聞の記事

東大の藤田 紘一郎医師は、腸内環境による免疫治療を昔から唱えている人で、自身も3代に渡るサナダムシきよみちゃんをおなかに飼って実験していたことで有名ですよね。私自身も、知人からその人の知り合いがお刺身を食べて寄生虫が体内に入り、寄生虫がいる間は長年のアレルギーも完治し肌の調子もすごぶるよく、体調が絶好調だったそうだという実体験の話を聞いたことがあったりして、この説はかなり有力だと信じている派。

使っている薬は、豚鞭虫(ぶたべんちゅう、学名:Trichuris suis)という寄生虫のアクティブな卵を含んだ服用薬で、Tanawisaという商標はアメリカ、拠点はタイにある欧州とアメリカ共同パートナーシップの会社が製造しているようです。

こちらがその薬。
314397869.jpg
Tanawisa社HPより
この写真の薬は、TSO 500 - 1バイアル内に約500個の卵をph2.7の等張性リン酸緩衝生理食塩水に入れた15mlのもので$125ですが、卵の数によりもう2種類売っているようです。

この寄生虫が体内で孵化し、頭を腸内の壁に少し埋め込んだ状態になった時に、免疫反応が起こり、それが治療に使用できるとのこと。そしてこの寄生虫、2週間ほとで体外に排出されるそうなので、ある程度継続的に飼うためには服用し続けることになるんでしょうか。

以前から、免疫疾患が治るのならば便移植治療だってやってみたいと思っていたくらいだったので、この慈恵医大の治験環境下、ドクターの指揮の元ならば、この治験、被験者として立候補したかもなんて思ってます。ちょうど鼻の手術を執刀してくれた私の耳鼻科の担当をしてくている先生が慈恵医大の先生なので、帰国したら聞いてみようかな、なんて。乳酸菌だとか菌類までは頭が追いつくけど、なかなか虫となると、しかも寄生虫を服用となるとハードル高いけど。

でも、今見た感じではどうやら乾癬と潰瘍性大腸炎の患者さんが治験対象のような感じだから、無理かしら。

いずれにしても、以前書いたようにジョンスホプキンス含めた免疫と胃腸専門治療医らも、腸と免疫システムの関連性は分かっているものの従来の化学物質や薬を使用した治療手段を見つけられずにきましたが、ここでbreak throughになることを祈ります。

慈恵医大のドクターは、乳酸菌とかと同じ感覚でと言っていましたが、いつか乳酸菌感覚でドリンクが市販されたりして。


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